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百年の孤独

百年の孤独

百年の孤独高鍋町の中心部にある、黒木本店で「百年の孤独」は作られています。
芋畑のすぐ近くには、巨大なビニールハウスのような施設があり、そこで有機肥料も作っているこだわりがあります

「私たちは、酒造りは農業であると考えます。なぜなら酒は文化であり、文化とはその土地の風土から生まれてくるもの。まさに農業はその土地の文化の源であるからです。」
というお考えからも、土に根差した酒造りを守り続けられてきた会社で、焼酎カスを完全にリサイクルする施設を備えることが黒木本店の念願であり、プラントで焼酎カスに石灰やぬかなどを加え、乾して肥料にされています。
こうして、全く安全なもので作製し、有機農法で作っていることが長年に渡り人気をもたらし続ける大きなポイントの一つとも言えるでしょう。

製法は、明治18年の創業以来受け継がれてきた伝統の技術により、ポットスチルによる単式蒸留方式で蒸留され、それからウイスキーのように樫の木の樽で3年から5年熟成されています。
熟成の終わった焼酎は色素や風味を損なわないように最小限のろ過をほどこされ、瓶詰されます。

この製法からも「百年の孤独」は日本酒との比較ではなく、世界の蒸留酒と同じ様に飲んでもらえる焼酎というコンセプトで造られた高アルコール・長期熟成の本格焼酎で、昭和60年から発売になりました。その為、薄い琥珀色で香りも焼酎というよりもウイスキーなど洋酒に近く、味わいは強いアルコールの中にも甘みが感じられ麦の香ばしさが広がる。
風味を楽しむためストレートやロックで飲まれることが多いですが、お湯割り・熱燗として頂いてもまた格別な味わいに出逢うことが出来るでしょう。

名前はガブリエル・ガルシア=マルケスの同名の小説「百年の孤独」が由来。瓶は、包装紙に包まれ、コルクのラベルが貼られていて焼酎の中でも斬新な雰囲気が漂っています。
工場の一角に、商品にラベルを貼る作業スペースがあり、そこですべて手作業で貼られているようです。
瓶の包装紙と箱のフタには、ジャズプレーヤーのエリック・ドルフィーの言葉が印刷され、デザインから味わいまで、見事にこだわりを表現されています。

「百年の孤独」は、麦焼酎ではプレミア度NO.1とも言えるでしょう。
定価での入手が困難で、1万円のくらいの値が付いている程の逸品焼酎。
店頭販売については特約店のみでの取り扱いはありますが、生産本数が少ない事と人気がある為に店頭にて無条件で手に入る事は殆どなく、高島屋などの百貨店では抽選販売で取り扱われている事が殆どとなっています。

「百年の孤独」の裏話として、何年も前ですが皇太子殿下がまだ独身の頃、宮崎を訪問されご購入されたのがこの「百年の孤独」であったとか。
そんな誰もが知っている「幻の焼酎」は一度は飲みたいと思う逸品です。

 

 

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